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再調律や修繕が必要な場合はとりあえずご連絡ください

ここにあるものは世に出したばかりで私自身まだ修理経験が無いため、はっきりとケースごとの対応を書くことができないというのが現状です。

 しかしそれでは漠然としすぎているのでスリットドラムを例に挙げてみますと、キーの音を低くする場合はスリットを延長するのですが、延長するために削った部分だけ防錆処理をして終了なのでそれほど手間はかかりません。この場合は全体の化粧直しも無く、よほどひどくない限り送料を除いて一万円までは届かないと思います。

では全体の音を高くするようなケースはどうなるかというと全てのキーの先を削ることになりますので表面処理を再度することになり費用が嵩むことが予想されます。

このように再調律に関しましては少しづつボディが削られていくので何度か繰り返すうちに寿命が来ることは明らかです。大切に扱えば再調律をしながら10年以上は持つとは思いますが、バイオリンのような世紀を跨いでの熟成は今のところ無いと考えてください。